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弁護士への相談、何を相談してもいいのか?準備するものは?

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日常生活を送る中で誰かに相談したいことが発生することがあると思います。そんなときに、その相談相手として弁護士を選んでよいのかと悩むことがあると思います。
弁護士に相談すると高いお金が取られるのではないか、些細なことを相談すると迷惑なのではないか、いろいろと事前準備をしなければならないのではないか、相談の予約の際に何を聞かれるのか分からない、などなど。不安な点が多く、弁護士に相談するとなるとハードルが高いと感じる方もいらっしゃいます。
結論から言いますと、弁護士への相談は何を相談して頂いても構いませんし、特に事前準備をして頂く必要はありません。また、当事務所では、初回の相談については30分無料となっているので、気軽に相談に来ていただいて構いません。相談の予約の際には、基本的に事務員が対応しますので、予約の時点で弁護士から詳細に事情をお聞きするということは基本的にはありません。相談予約の際には、相談に来られる方のお名前と相手方のお名前、日時の調整と簡単な相談内容についてお聞きすることとなりますので、基本的には5分程で終わります。
①弁護士には何を相談してもよい
 弁護士には何を相談して頂いても構いません。日常生活においてお悩みになっていることについて何でもお話し頂いた上で、その中で法的に問題となりうるものとそうではないものを我々が判断した上でご相談者に回答するということになります。法的に問題となりうるのかどうかが分からないし、何も問題にならないようなケースについて相談してしまうようなことになると恥ずかしい、とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、我々としては、法的に問題となるのかどうかを判断するのも弁護士の職務であると考えておりますので、法的に問題となるのかどうか分からない、というケースについてもお気軽にご相談頂いて構いません。
 ご相談内容によっては、弁護士ではなく司法書士、行政書士、税理士、土地家屋調査士や社労士等の下へ行かれた方がよいケースもありますが、その場合には例えば「司法書士の先生のところへご相談に行かれた方がよいと思います。」などといった形でご回答させて頂くことになります。自分が相談したい内容が弁護士が扱うものであるのか、司法書士が扱うものであるのか、税理士が扱うものであるのか、はたまた全然違う職業の方が扱うものであるのかが分からない、という方もいらっしゃると思います。そのような場合でも、ひとまずはご相談に来て頂いて、弁護士が扱うものであれば我々で対応可能ですし、弁護士以外の職種の方が扱うものである場合や弁護士ではない方がいいような場合には、どこに相談に行けばよいのかを回答させて頂くことも可能です。また、場合によっては我々から司法書士や税理士の先生等をご紹介することができるケースもあります。
②相談前の事前準備は特に必要ない
 ご相談に来られる前に事前に準備して頂かなければならないものは特にありません。話をまとめてきてもらわなければならないということもありませんので、適当にお話しいただいて構いません。お話しいただいた内容を我々の方で整理して、我々から質問させていただく等の形で対応させていただきます。
 ただ、事前に資料をお持ちでしたら、ご相談に来られる際にご持参いただいた方が話がスムーズにはなりますし、言いたいことがたくさんあるという場合には伝え忘れのないようにするために事前にメモを作っておいて頂く方がよい場合もあるでしょう。
 ですので、事前準備が必須なわけではありませんが、話をスムーズに進めたり、伝え忘れをなくすために資料やメモをご持参頂く方がよい場合もあります、というのが実情です。
③相談料については初回30分無料
 当事務所では、相談料については初回の30分に限り無料とさせて頂いております。
 初回の相談であっても30分を超えた場合については30分5000円を頂くことになりますし、2回目以降のご相談についても30分5000円を頂くこととなります。
④相談予約は電話、メール、ラインで可能。基本的には事務員が対応します。
 ご相談の際には本サイトのお問合せページに記載されている電話番号にお電話いただくか、メール又はLINEでご連絡頂くことになります。
 メールでのご予約の際は問い合わせフォームの記入欄に従ってご入力いただき、LINEでのご予約の際は当事務所のLINEアカウントをご登録の上、ご登録いただいた際に当事務所から届くメッセージに従って「ご相談者様の氏名」「相手方の氏名」「ご希望の相談日時」「簡単なご相談内容」を送信して頂く形になります。当事務所にて、相手方となる方が当事務所の弁護士に相談に来たことがあるか否かを確認の上、そのような履歴がないことの確認が取れましたら当事務所より、ご相談に来ていただく日時を確定する連絡をさせて頂きます。
 また、電話でのご予約の場合には、当事務所の営業時間内にお電話いただき、対応した事務員に従ってご回答いただく形になります。その際にお聞きすることとしては、まず「ご相談者様の氏名」「相手方の氏名」をお聞きします。その後、相手方となる方がこれまでに当事務所の弁護士に相談に来たことがないかを調べさせていただきます(この確認はどのご相談者についても行っておりますので、ご理解ください。)。その後、相手方となる方が当事務所の弁護士に相談に来た履歴がないことの確認が取れましたら、「簡単なご相談内容」「ご希望の相談日時」をお聞きして予約を確定するという流れになります。
なお、特に相談したい弁護士がいる場合には、ご予約の際に弁護士名をお伝えください。
 相手方となる方の氏名をお聞きして、相手方となる方が当事務所の弁護士に相談に来たことがあるのかどうかを調べる理由は、もしご相談者様の相手方となる方がこれまでに当事務所の弁護士に相談に来たことがある場合には、相談を受けることができないからです。ですので、もし相手方となる方が当事務所の弁護士に相談に来たことがあるような場合には、ご相談をお断りさせていただきますので、その点はあらかじめご了承ください。

悩みや困りごとのない平穏な生活を送ることが一番良いのですが、多くの人が交流する社会においては必ずしも理想どおりには行かないことがあります。平穏な生活を送るための一助になれればいいなと思いながら日々の業務を行って参ります。
                                                      以上(弁護士 佐藤優希)

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